東京ヤクルトスワローズ プロスペクトランキング(2023年度春)

NPB プロスペクト 東京ヤクルト(2023年度)

2023年春、開幕前の東京ヤクルトスワローズプロスペクトランキングです。

ランキングの掲載の条件

  • 25歳以下(シーズン中に26歳になる選手は除く)
  • 野手は1軍の通算打席数が300打席以下
  • 投手は1軍の通算投球回が120回以下、または通算登板数が50試合以下
  • 上記に満たない場合でも、新人王投票に票が入った場合は除外する

スラッシュライン

  • 野手(打率/出塁率/長打率/OPS)
  • 投手(防御率/WHIP/K/BB)

1位~5位

1位(前回1位)
内山壮真(21)捕手

  • (1軍)74試合4本19打点0盗塁 .232/.299/.362/.661
  • (2軍)5試合0本0打点0盗塁 .125/.222/.250/.472

開幕1軍に帯同し74試合に出場し、2番手捕手に定着。シーズン4本塁打の打撃は、日本シリーズでも第2戦にオリックスの阿部翔太から代打同点スリーランを放つなど、短期戦でも存在感を発揮。今年のオープン戦でも19試合で3本塁打を放った。今年はチーム方針で外野にも挑戦する。

2位(ROOKIE)
吉村貢司郎(25)投手

ドラフト会議前のヤクルトとの練習試合で3回7奪三振と好投。その後にドラフト1位指名された。オープン戦でも17回22奪三振、防御率0.53と好投し、即戦力の評判通りの活躍を見せた。一方25歳とルーキーとしては年齢も高めなので、開幕からローテーション入りし、1年目からの活躍が求められる。

3位(前回2位)
濱田太貴(23)外野手

  • (1軍)73試合6本14打点0盗塁 .206/.238/.383/.621
  • (2軍)14試合2本6打点1盗塁 .308/.386/.487/.874

昨年は故障から復活し、73試合6本塁打とキャリアハイ。オープン戦でも17試合に出場し、打率.302、2本塁打と結果を残した。しかしプロスペクトと呼ばれた逸材からすれば、まだまだ物足りない。レフトの青木は、成績では絶対的レギュラーではなくなり、ライトのサンタナも故障がち。今年こそレギュラーの座を掴みたい。

4位(前回3位)
山下輝(24)投手

  • (1軍)2試合1勝1敗0S 12.1回3奪三振 1.46/1.54/ 0.60
  • (2軍)6試合3勝0敗0S 22.2回11奪三振 1.59/1.19/ 1.38

故障で出遅れたルーキーイヤーは、終盤に1軍昇格し2試合目でプロ初勝利。シーズンは2試合の登板に終わったが、日本シリーズでは第5戦の先発を任されるなど、少ない出番ながら存在感を示した。しかし、開幕ローテーション入りが期待された今季は、キャンプ中に故障離脱。復帰が待たれる。

5位(前回4位)
丸山和郁(24)外野手

  • (1軍)71試合1本9打点2盗塁 .233/.258/.311/.569
  • (2軍)32試合2本14打点14盗塁 .299/.370/.421/.790

ルーキーの昨年は、ルーキーの優勝決定サヨナラタイムリーというプロ野球史上初の記録を達成し、歴史に名前を刻んだ。しかしそれ以外は、71試合に出場したものの、目立った記録は残せず。今年も青木や山﨑、濱田らに加え捕手の内山が外野に挑戦し、レギュラー争いはさらに激しくなる。ポテンシャル的には代走や守備固めで終わるような選手ではないはずだ。

6位(前回8位)
赤羽由紘(23)内野手

  • (1軍)10試合0本0打点0盗塁 .100/.182/.100/.282
  • (2軍)67試合8本32打点3盗塁 .222/.317/.420/.737

昨年、フレッシュオールスターにてMVPを獲得したスーパーユーティリティー。支配下登録を果たし、1軍デビューも果たし初安打も記録した。今年のオープン戦では17試合でOPS.947と驚異的な数字を残し首脳陣にアピール。青木が絶対的な立場ではなくなり、塩見も故障と、シーズン序盤が勝負か。

7位(前回7位)
武岡龍世(22)内野手

  • (1軍)7試合0本3打点0盗塁 .412/.444/.529/.974
  • (2軍)71試合1本15打点6盗塁 .235/.306/.318/.624

オープン戦14試合でスラッシュライン.303/.455/.758と好成績を残し、同級生の長岡のショート定着に待ったをかける。昨年は主力大量離脱時に1軍昇格し、少ない試合数ながら4割を超えるアベレージを残し、ポテンシャルの高さを見せた。フルイニング出場が困難な山田のバックアップとしても期待出来る

8位(前回5位)
金久保優斗(23)投手

  • (1軍)3試合1勝1敗0S 9.1回4奪三振 7.71/1.61/2.00
  • (2軍)17試合4勝7敗0S 86.1回61奪三振 4.27/1.46/1.85

将来のエース候補と期待される、未完の大器。昨シーズンの不調を引きずるかのように春先も不安定な投球が続き、ローテーション争いから後退した。イニング数以上の被安打数に改善の余地ありか?一昨年の様な投球を取り戻し、シーズン中の巻き返しに期待したい。

9位(ROOKIE)
西村瑠伊斗(19)内野手

高校通算54本塁打のドラフト2位ルーキーで、メジャー移籍を目指す、村上宗隆の後継者候補。池山隆寛や川端慎吾も付けた、出世番号の背番号36を与えられた事からも、球団からの期待の高さが伺える。高卒ルーキーながら、機会を与えられたオープン戦では結果は残せなかったが、まずは2軍で圧倒的な成績を残し、来期に繋げていきたい。

10位(前回6位)
元山飛優(24)内野手

  • (1軍)13試合1本2打点0盗塁 .148/.148/.370/.519
  • (2軍)71試合1本8打点3盗塁 .206/.311/.239/.551

ショートのレギュラー候補として、大きな期待を背をって迎えた2年目だったが、成績を大きく落とし、1軍では僅か13試合の出場。2軍でも71試合で打率.206と大ブレーキだった。今年はレギュラーを奪還すべく、キャンプから好調を維持していたが、次第に急降下。頭部に死球をくらう不運もあった。ドラフトでは同じ左打の内野手西村を獲得しており、年下の武岡も結果を残した。ここから這い上がれるか。


※こちらのランキングは筆者の趣味趣向が大きく反映されておりますので予めご了承下さい!
(皆さんで「この選手はもっと上だ」「あの選手が入っていない」など議論の的にでもしてもらえたら嬉しいです。)

参照
プロ野球データFreak
スポナビ

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