東京ヤクルトスワローズ プロスペクトランキング(2020年度秋)

NPB 東京ヤクルトスワローズ 東京ヤクルト(2020年度)

2020年を終えたスワローズのプロスペクトランキングです。
ドラフト指名選手はまだ含まれておりません。

なお、今回もデータは「プロ野球データFreak」さんのサイトを参照させていただきました。

ランキングの掲載の条件

  • 25歳以下(シーズン中に26歳になる選手は除く)
  • 野手は1軍の通算打席数が150打席以下
  • 投手は1軍の通算投球回が120回以下、または通算登板数が50試合以下

スラッシュライン

  • 野手(打率/出塁率/長打率/OPS)
  • 投手(防御率/WHIP/K/BB)

※こちらのランキングは筆者の趣味趣向が大きく反映されておりますので予めご了承下さい!
(皆さんで「この選手はもっと上だ」「あの選手が入っていない」など議論の的にでもしてもらえたら嬉しいです。)

1位~5位

1位(前回1位)
奥川恭伸(20)投手

(1軍)1試合0勝1敗0S 2.0回2奪三振 22.50/1.50/9.00
(2軍)7試合1勝1敗0S 19.2回18奪三振 1.83/0.66/9.00
ルーキーイヤーは2軍では少ない試合数ながら19.2回で18奪三振、四死球2。WHIP0.66、K/BB9.00と圧巻。一方で唯一の登板となった1軍では2回で被安打9の5失点とプロの洗礼。1軍初勝利は持ち越しとなった。

2位(前回2位)
濱田太貴(21)外野手

(1軍)33試合3本7打点0盗塁 .200/.238/.330/.568
(2軍)58試合11本34打点0盗塁 .222/.308/.391/.699
2軍では前年の約半分の出場試合ながら11本塁打。1軍でも初本塁打を含む3本塁打を放ち成長の跡を見せた。主力外野手に左打が多い中、右の強打者として1軍に定着したい。

3位(前回4位)
長谷川宙輝(23)投手

(1軍)44試合1勝2敗0S 43.1回45奪三振 5.82/1.68/1.96
移籍初年度はシーズンを通して1軍に帯同。チーム3位タイの44試合に登板し7ホールド。しかし、イニングを上回る45奪三振ながら被安打53、四死球23と走者を出す場面が目立った。今季は勝ちパターンに食い込みたい。

4位(前回3位)
中山翔太(25)外野手

(1軍)29試合4本8打点0盗塁 .229/.283/.500/.783
(2軍)41試合2本12打点1盗塁 .239/.320/.328/.648
レギュラー奪取の期待も高かったが、1、2軍ともに出場機会が減少した。それでも1軍昇格後は代打で4本塁打を放つなど随所で存在感を見せた。今季はMLB通算77本塁打のサンタナが加入し、青木や坂口も健在の中、右の大砲候補として自ら世代交代を進められるか。

5位(前回7位)
吉田大喜(24)投手

(1軍)14試合2勝7敗0S 67.1回53奪三振 5.21/1.69/1.56
(2軍) 3試合2勝0敗0S 10.0回14奪三振 1.80/1.20/7.00
2軍をわずか3試合で「卒業」。1軍では序盤に球数がかさみ、長いイニングを投げられない場面も目立った。またK/BBも2軍の7.00から1.56と大幅に悪化。2年目の今季は変化球のコマンドを向上させ、2桁勝利を目指す。

6位~10位

6位(前回6位)
古賀優大(23)捕手

(1軍)23試合0本1打点0盗塁 .048/.089/.048/.137
(2軍)39試合3本12打点0盗塁 .378/412/.465/.876
2軍では打率.378、出塁率.412と昨年をさらに上回る強打の捕手だったが、1軍では結果を残せず、中村・嶋亮捕手不在の中、正捕手奪取に失敗した。今年のドラフトでは星陵・内山捕手を指名。高卒捕手の先輩として負けるわけにはいかない。

7位(前回圏外)
金久保優斗(22)投手

(1軍) 5試合0勝0敗0S 10.0回10奪三振 5.40/1.50/2.00
(2軍)14試合1勝2敗0S 31.1回21奪三振 4.02/1.40/1.91
高卒3年目で終盤に1軍デビュー。初先発では5回無失点と好投したが、初勝利は今季に持ち越しとなった。キャンプ・オープン戦で結果を残し、開幕からローテーション入りを目指したい。

8位(前回圏外)
武岡龍世(20)内野手

(1軍)5試合0本2打点1盗塁 .333/.455/.333/.788
(2軍)72試合2本14打点3盗塁 .218/.305/.286/.591
高卒ルーキーながら1軍に昇格し3安打。2軍でもレギュラー格として出場し、期待の表れが見て取れる。7年契約で山田が残留し、ショートにもルーキー元山が入るなど、廣岡、西浦を含めポジション争いが激しくなるが、村上と共に若い世代でチームを引っ張れる存在になって欲しい。

9位(前回圏外)
長岡秀樹(20)内野手

(1軍)6試合0本0打点0盗塁 .083/.083/.083/.167
(2軍)72試合2本26打点1盗塁 .219/.290/.295/.585
ライバルとなる武岡とは2軍ではほぼ同水準の成績だったが、少ない出場ながら1軍では12打数1安打と後れをとった。ドラフト順位では長岡の方が上だったが、1軍昇格・初安打は先を越される形となった。今季は武岡に差をつけ、1軍定着に近づきたい。

10位(前回5位)
市川悠太(20)投手

(2軍)12試合0勝4敗0S 28.0回22奪三振 5.46/1.39/2.44
0勝4敗ながらWHIPは昨年と同等、K/BBは向上した。一方、被打率は6.05→9.64と大幅に悪化。勝負所での投球が課題か?3年目となる今季、まずは2軍でエース級の活躍を期待したい。

卒業生

清水昇(25)投手(前回10位)
(1軍)52試合0勝4敗0S 53.1回58奪三振 3.54/1.14/3.68
中継ぎに転向しWHIPも1.77→1.14と大幅向上。序盤から快投を披露し、チーム最多の52試合に登板。30HPで「最優秀中継ぎ投手」獲得と一気にタイトルホルダーへと駆け上がり、2年目でランキング卒業となった。

前回の2020年度春ランキングはこちらになります。
東京ヤクルトスワローズ プロスペクトランキング(2020年度春)
良かったら見比べてみてください!