東京ヤクルトスワローズ プロスペクトランキング(2021年度春)

NPB 東京ヤクルトスワローズ 東京ヤクルト(2021年度) 野球

2021年春、開幕前の東京ヤクルトスワローズNPBプロスペクトランキングです。

2020年秋から野手の打席数を修正しました。
投手がほぼ1年ローテーション入りしたイニング数に対し、野手は規定打席の約3分の1だったので、1年レギュラー格として出場した打席数を想定して300打席に引き上げました。

なお、今回もデータは「プロ野球データFreak」さんのサイトを参照させていただきました。

ランキングの掲載の条件

  • 25歳以下(シーズン中に26歳になる選手は除く)
  • 野手は1軍の通算打席数が300打席以下
  • 投手は1軍の通算投球回が120回以下、または通算登板数が50試合以下

スラッシュライン

  • 野手(打率/出塁率/長打率/OPS)
  • 投手(防御率/WHIP/K/BB)

※こちらのランキングは筆者の趣味趣向が大きく反映されておりますので予めご了承下さい!
(皆さんで「この選手はもっと上だ」「あの選手が入っていない」など議論の的にでもしてもらえたら嬉しいです。)

1位~5位

1位(前回1位)
奥川恭伸(20)投手

  • (1軍)1試合0勝1敗0S 2.0回2奪三振 22.50/1.50/9.00
  • (2軍)7試合1勝1敗0S 19.2回18奪三振 1.83/0.66/9.00

入団2年目のエース候補。オープン戦の成績はパッとしないが、奪三振能力と制球力の高さは健在。昨年のケガで出遅れた分、焦らず育成していきたいが、チーム事情もあり、開幕から先発ローテーションに組み込まれる可能性もある。

2位(前回2位)
濱田太貴(21)外野手

  • (1軍)33試合3本7打点0盗塁 .200/.238/.330/.568
  • (2軍)58試合11本34打点0盗塁 .222/.308/.391/.699

オープン戦で本塁打を量産。昨年の1軍での活躍がフロックではない事を証明しつつある。外国人選手の来日も遅れており、開幕スタメンはほぼ当確か?廣岡が移籍し、将来の右の大砲一番手。

3位(NEW!)
木澤尚文(22)投手
《ROOKIE》
期待の大きいドラフト1位ルーキー。小さなテイクバックから投げる、最速155キロのストレートとスプリット、カットボールが武器。オープン戦はピリッとしないが、先発の層が薄く、開幕からのローテ入りに期待がかかる。 

4位(前回3位)
長谷川宙輝(23)投手

  • (1軍)44試合1勝2敗0S 43.1回45奪三振 5.82/1.68/1.96

奪三振能力の高い左腕。今季はスワローズのレジェンド、五十嵐亮太の背負った、背番号53をつけて臨む。43.1回で四死球23とコマンドに難があるが、ツボにはまった時は手が付けられない。今季はセットアッパー定着を狙う。

6位~10位

5位(前回7位)
吉田大喜(24)投手

  • (1軍)14試合2勝7敗0S 67.1回53奪三振 5.21/1.69/1.56
  • (2軍) 3試合2勝0敗0S 10.0回14奪三振 1.80/1.20/7.00

昨季は先発陣が崩壊したこともあり、ほぼローテーションで回ったが、2勝7敗と結果を残すことができなかった。1軍投手陣は先発がほぼ固まっていないこともあり、今季もチャンスあり。変化球のコマンド向上が飛躍のカギになるか?

6位(前回7位)
金久保優斗(22)投手

  • (1軍) 5試合0勝0敗0S 10.0回10奪三振 5.40/1.50/2.00
  • (2軍)14試合1勝2敗0S 31.1回21奪三振 4.02/1.40/1.91

昨季終盤に1軍デビューし、初勝利はお預けとなったものの、プロ初先発でカープを5回無失点で抑えるなど快投を披露。今季は開幕からローテーション入りし、プロ初勝利を狙う。投手陣の救世主となれるか。

7位(前回4位)
中山翔太(25)外野手

  • (1軍)29試合4本8打点0盗塁 .229/.283/.500/.783
  • (2軍)41試合2本12打点1盗塁 .239/.320/.328/.648

限られた出番の中で結果を残したが、レギュラーの座は遠かった。同じ右打ちの塩見や、若手の濱田が結果を残す中、後れをとるわけにはいかない。外国人選手の来日が遅れており、その間に存在感を示すことができるだろうか。

8位(NEW!)
元山飛優(22)内野手
《ROOKIE》
宮本慎也の背番号6を与えられるなど、ドラフト4位指名ながら期待の高さが伺える。春季キャンプも一軍に帯同し、西浦、廣岡(読売移籍)と熾烈なレギュラー争いを繰り広げた。開幕スタメンとなれば、一気にブレイクする可能性も秘めている。

9位(前回6位)
古賀優大(23)捕手

  • (1軍)27試合0本1打点0盗塁 .048/.089/.048/.137
  • (2軍)39試合3本12打点0盗塁 .378/412/.465/.876

長打力はさほどないがそれでもOPS.876を記録した。1軍ではキャリアハイの27試合に出場したが、中村悠平らが不在の中、チャンスを生かすことが出来なかった。中村、嶋、西田、と正捕手候補はいるもののまだ存在感を示すには至っていないので、古賀にもチャンスは十分にある。

10位(NEW!)
山野太一(21)投手
《ROOKIE》
名門・東北福祉大からドラフト2位指名の左腕。大学時代は22勝0敗。70イニング連続無失点などの記録を持つ。変化球の持ち球も多く、通算173勝の「石川雅規2世」と期待され、自身も石川を目標に掲げる。石川同様、新人王獲得なるか。

2020年度春ランキング
東京ヤクルトスワローズ プロスペクトランキング(2020年度春)

2020年度秋ランキング
東京ヤクルトスワローズ プロスペクトランキング(2020年度秋)